時の話題 「ウイズコロナの経済」

 稚内信金の景況レポートによると、7~9月期の稚内など管内10市町村と天塩、遠別、雄武3町の全業種の業績は建設業を除くと昨年同期より改善するも製造業以外は軟調、つまり今いちの状況にあるという。
 この地域は1年前の7~9月期がどん底で売上額、収益DIともマイナス37・3の数値を示し、その後、四半期(3カ月)ごとの数値は少しずつだがマイナス値が減り、今年に入り4~6月期は同6・2%まで上昇し、今回7~9月期は同5・2と幾らか上昇した。
 DI値というのは経営者らの意識を示すものなので実際の収支は―というと当り外れがあるもので、経営者の性格などにも左右される向きはあるので全幅の信頼を置ける調査ではないものの参考にはなる。
 この調査を天気図にすると、全業種は曇り製造業は曇り時々晴れ卸・小売業曇り、サービス業、運輸業曇り時々雨、建設業雨という事なのだが、業種によって体力が違うので建設業は雨であっても持ち堪えることができ、サービス業(旅館・ホテル、クリーニング、自動車整備、福祉・介護、飲食店など)ではコロナ禍が直撃した業種が多く厳しい経営環境下にはある。
 10~12月期は同レポートで昨年以上に厳しい見通しを予想する事業者が多いが、調査は9月上旬に行っておりその後のコロナ感染の著しい下火状況を勘案すれば明るい展望にあるのではと推察する。
 一日の感染者が全国250人を切り、全道一桁。稚内は1カ月近くゼロが続く。ウイズコロナの経済好転の兆しが見えてきた。

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