時の話題 「衆院選論評⑴」

 何遍も書くよう政治家には期待していないが、今衆院選の立憲民主党(立民党)の体たらくには口角泡を飛ばす枝野代表の読みの甘さと、公けのテレビに映っているのに向きになる性格が直らない限り失地回復は有り得ない。それだけトップの資質は何より置いて大事だという事だ。
 岸田自民党総裁は紳士揃いの宏池会所属だけに勇ましく語る事は滅多に無い。コロナ禍当初の安倍さんの失敗(全国一斉休校、マスク全戸配布など)あるも引き継いだ菅さんは口べたで目を文書に落としがちというお喋りの多い政治家ならん態度で好感度は低かったが、どうにか政権の体面を保ち、岸田さんにはコロナ対策の継続には安定した政権が必要と考える国民大半の考えもあって瞬間風速での逆境を採り戻しメディアなどの予想を上回り自民党は単独過半数(233議席)を大きく上回る261議席、公明党入れた与党で293議席(選挙前305議席)という絶対安定多数を獲得した。
 日本維新の会(維新)を除く立民など野党5党は共闘組むも付け焼き刃感は歪めず、共闘効果を見出せぬまま敗北した。今後は恐らく枝野代表の責任問題が浮上するだろう。
 維新は是々非々という野党にあっても独自路線を歩んだため大勝(選挙前11→41議席)したものの、2012年の衆院選で当時の民主党と肩を並べる54議席を取っており、その比較から論じると驚くに当たらず元の議席を取り戻しつつあるという事である。ぶれない事が政治家、政党にとって肝要なこと教えてくれた。(続く)

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