感謝と稚内観光応援 旧瀬戸邸に来館した人から手紙届く

 夏季開館中の旧瀬戸邸の常勤スタッフ宛に、6年前に瀬戸邸に訪れた東京の男性から見学案内の感謝や稚内観光への応援の気持ちを綴った手紙が届いた。
 30年以上前、稚内に初めて訪れてから今までに10回近く来た事があるという男性は、市内の観光地で宗谷丘陵や夕日が丘パーキングからの眺めなどを気に入っていることなどを書いてある。
 2015年7月稚内に訪れた際、好物の塩ウニを取り寄せていた商店が倒産したニュースを見て店の様子を見に行った帰りに何げなく旧瀬戸邸に立ち寄った男性は、稚内漁業の歴史などを分かりやすく案内してくれたスタッフに対し「地元愛がある説明が今も心に残っています。本当に親切な対応で感謝しています」と綴っている。
 コロナ禍で落ち込んでいる稚内観光への応援の気持ちと再び稚内に行くことを楽しみにしていることなど認めており、男性を案内した2014年からスタッフとして働いている常勤スタッフ(69)は「年配の男性で1時間以上も私の説明を熱心に聞いて下さったことを覚えています。手紙を頂けたことは私たちスタッフの励みになり、稚内観光の心配をして頂いたことは本当にありがたかったです」と話していた。

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