地価公示 宅地22年連続下落

 道は22日、7月1日現在の道内の地価調査結果を発表した。
 宗谷総合振興局(地域政策課)によると、管内の基準値は35地点(住宅地24、商業地9、工業地1、林地1)あり、宅地は34地点全てで下落し、平均変動率は2・8%と平成12年以降22年連続し前の年を下回っている。住宅地2・5%、商業地3・7%、工業地2・5%下落し、林地は5年連続し横這いとなり、10㌃当たり6000円を維持している。
 道(土地水対策課)によると、人口減少などにより宅地の需要減少が続いていることに加え、商業地では少なからずコロナの影響を受け下落しているとした。
 稚内の地価(1平方㍍)次の通り。
 ▽住宅地 潮見4-2-6=1万4600円(前年対比2%下落)港4-4-25=1万1400円(同2・6%下落)、緑5-10-12=9500円(同2・1%下落)▽商業地 大黒2-2-25=2万5500円(同5・6%下落)▽工業地 港5-3―14=1万1500円(同2・5%下落)。

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