稚内初のクラスターか コロナ禍 スーパー従業員が複数人感染

 食品スーパーで6~7日にかけ複数人の従業員人が新型コロナウイルスに感染していることが分かった。稚内市で初めてのクラスター(感染者の集団)になる見通し。
 同店では6日に売場担当の従業員1人に新型コロナウイルスの陽性が判明し、翌7日には他の複数人の従業員への感染が分かった。
 店は8日から臨時休業しており、店内の消毒作業や感染した従業員の行動履歴、濃厚接触者の調査、全従業員のPCR検査を実施している。
 稚内保健所によると8月同様、市中感染での広がりが懸念されるとし、市民のワクチン接種が進んでいることから感染しても症状が出ないことで広がっているようだとし、成澤健康推進課長は「マスク着用など基本的な感染対策をすることが最も大切なことです」と改めて感染対策の徹底を呼びかけている。
 同業他店の社長は「他人事ではない。店内の換気対策と共に、ほとんどの従業員はワクチンを接種しているものの、用心怠りなく感染防止に万全を尽くしたい」と話していた。

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