感染者7月6人→8月36人に ウェブ会議開く 札幌、旭川への往来自粛

 北海道に緊急事態宣言が発出されたことを受け、宗谷総合振興局と管内の副市長村長が26日、ウェブ会議を開き、宣言下での対応や感染拡大する札幌、旭川などへの往来自粛を呼び掛けた。
 オンラインで繋いだ副市長村長を前に、岩田副局長は「管内では直近1週間で16人の新規感染者がおり、コロナのない安全な宗谷にするべく感染防止に努めたい」と挨拶。続いて管内ではお盆休みなどで札幌、旭川との往来後に家庭などで感染する事例が多くあり、7月は6人だった感染者が8月36人と6倍に増えている状況にあるとし、感染拡大地域との往来自粛や感染対策の徹底を呼び掛けた。
 一般措置区域になる宗谷では、日中含め午後8時以降の不要不急の外出、大規模商業施設など混雑する場所への外出を少なくすることなどを要請。飲食店などの営業時間は午前5時~午後8時までとし、酒類の提供は感染対策の要件を満たした上で午前11時~午後7時までに短縮し、遅くとも30日までに要請に応じた場合には支援金が給付される。
 学校では、児童生徒らが感染した場合、学級・学校閉鎖などの対策をし、部活動は全道大会などに出場する部活に限り認め、他は休止するなどと説明した。

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