道内屈指の1.64倍 有効求人倍率 稚内職安管内6月 職業別で多寡生じる

 稚内職安は、6月の同所管内の雇用失業状況をまとめた。月間有効求人倍率はこの1年で最高の1・64倍(昨年同月1・34倍)となり一見、雇用環境が好転しているようだが、実のところは「人口減少によって65歳までの労働人口も減り企業が求人しても働き手が少ないという地方都市の現状を反映した結果」(小原忠相統括職業指導官)としている。
 それによると、求職が新規112人(昨年同月対比12・5%減)など月間で567人(同7・4%減)に対し求人は新規292人(同18・2%増)など932人(同13・2%増)で、求職数を求人数が64・4%上回った結果、道内でも屈指に高い月間有効求人倍率となった。
 4~6月にかけ離職者が減っており現に4月の新規求職者112人のうち離職者は76人(同19・1%減)と減少傾向にあるものの、職種によっては人手不足が顕著になるなど募集する企業側と職を求める側とのミスマッチも起きていると小原統括指導官は指摘する。
 新規求人の産業別内訳次の通り。
 ▽医療、福祉 70人(昨年同月53)▽建設業 50人(同33)▽卸売業、小売業 36人(同36)▽製造業 33人(同43)▽宿泊業、飲食サービス業 25人(同5)▽公務・その他 19人(同17)など。

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