暑さで裾枯れも コンブ漁 久方に多くの磯船出漁

 晴れ間が広がった6日朝、宝来などの前浜でコンブ漁が行われ、気温が25度を超える暑さの中、天日干しに汗を流した。
 8月に入ってからは曇りなど天候の悪い日が続き、自由採取といえど殆どの漁師が漁を見合わせていたが、朝から晴れ波も穏やかだった6日、久しぶりに宝来~西浜、はまなすなどの前浜に多くの磯船が出漁しコンブを採取した。
 今月は初めてで10日ぶりに漁に出たという宝来地区のベテラン漁師は初水揚げの7月10日から1カ月余りが経ったコンブの生育について「実が厚くなった」と喜ぶ一方、連日続いた暑さの影響で「海水温が異常に高く、岸に近いほど裾枯れしているコンブが多くなっている」と、先の漁を心配していた。
 週末以降の天候は台風10号などの影響で雨の日が多く「来週は天候悪く、暫くは漁に出れない日が続きそうだ」と漁師。

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