喫緊のインフラ整備 中田会頭ら出札し要望

 稚内商工会議所と宗谷管内商工会連合会は28日出札し、道開発局と道経済産業局に対し今月8日に開かれた第51回宗谷商工経済懇談会での決議事項を要望した。
 この要望に対し、開発局は「宗谷は酪農や漁業の一大生産基地として貢献しており必要な社会資本整備を進めたい。国道40号名寄・稚内間の整備ではどこの区間を着手するのか検討に入っている」と計画段階にあるとし、経産局は持続化給付金など施策実行の手続きで商工会議所と商工会が最前線で指導的役割を担っていることに感謝し「ポストコロナ・ウイズコロナ時代の事業再構築補助金の申請で協力を煽ぎたい」と夫々述べていたという。
 両官庁への要望活動には商工会議所の中田会頭、今村、小林、中場副会頭と達専務理事、商工会連合会の中村会長(浜頓別商工会長)ら全部で11人が参加し▽国道40号高い規格の道路整備促進▽国道238号自転車通行エリアの整備▽稚内空港の冬期間就航率向上の横風滑走路新設▽稚内港の風力発電資機材の海上輸送とサハ・プロ関連船舶の航行に必要な航路浚渫など整備促進―など社会資本整備21項目ほか、新型コロナ対策など5項目を要望した。

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