極東との間に航空路を 鈴木宗男参議来社し快気炎

 新党大地代表で日本維新の会所属の鈴木宗男参議(73)が9日、稚内プレス社を訪れ「稚内にはロシア(サハリン州など)に近いという利点があるのでウラジオストックなどに航空路を設け観光や物流などでポテンシャル(可能性)の高さを示さなければならない」などと述べた。
 8日午後、稚内入りしたという鈴木参議は9日朝早くから精力的にあいさつ回りし午前11時過ぎにプレス社を訪れ開口一番、過日あった稚内の底曳き船のだ捕について話し「事件のことを聞き菅総理、在京ロシア大使館のガルージン大使に会い、人道的な配慮をお願いした」とする一方、紋別でもロシア貨物船と日本漁船の衝突事故が起きているという現状を憂い「一にも二にも日露平和条約を締結しなければならない」と強調した。
 コロナ禍への政府対応については「立憲民主党など野党は批判ばかりしているが、与野党協力し収束、そして終息に向け取り組むことが必要で、東京五輪は平和の祭典であり人類に夢と希望を与えるものなので成功裡に閉幕すること願っている」とした。
 来る衆院選には「小選挙区1、2、3区で候補者を立て比例区で是が非でも1人当選させたい」と快気炎を上げ宗男節健在なところを見せていた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です