コロナで利用半分以下 市立図書館 昨年度は4万8千人

 市立図書館は、昨年度の施設利用状況をまとめた。
 図書館の利用者数は前年より5万3712人の5割以上も少ない4万7971人。新型コロナウイルスにより4月18日~5月26日まで休館したことから開館日数は260日(前年265日)と減ったことに加え、オープンスペースなど利用休止したことで減少した。
 本の貸出利用者は一般(18歳以上)2万2438人、学生708人、児童2865人、閲覧だけの利用者は1万9684人。
 利用者は大幅減少したものの、貸出図書数は12万4682冊(前年度13万5019冊)と前年より若干減少した程度に止まり、このうち臨時休館中に行ったブックパックは4290冊だった。
 蔵書は1年間で7667冊増え、総蔵書数は22万5223冊。
 エントランスホールなど図書館以外の利用者数は、前年より1万7145人少ない6059人だった。
 荒山館長は「コロナの影響で利用者が大幅に減りました。今年度も今後の状況次第では前年と同じような状況になりかねない」と話していた。

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