時の話題 「半年過ぎる」

 川を流れる水が速いように時は人を待つどことか、のろのろしている我々人間を尻目にどんどん前に進んでしまう。光陰(歳月)矢のごとし。早くも半分が過ぎてしまった。
 新型コロナウイルスに振り回され感染力が強い変異株が猛威を振るったものの、米国、英国など一部の国ではワクチン接種の加速化によりマスク着用や密対策を緩和するまで至ったが、ここに来て更に強力なデルタ株に置き換わってしまい感染者が増えている。
 日本はといえば東京や北海道など10都道府県に発令していた緊急事態宣言を、東京五輪(開会式7月23日)を1カ月後に控えた6月20日、沖縄県を除く9都道府県で解除したものの、人の流れが増えてしまい、東京のこの1週間の新規感染者数は前週より増え一日400人台へ。500人台の日もあった。
 幸い道内は感染者が30人台まで減るもデルタ株感染者が1人出たということで肝を冷やしている。
 肝心の稚内はと言えば散発的に感染者出るも危機感を持つような状況になく、市民にも安堵感が漂ってきたというのが今の実情か。
 ワクチン接種が順調に進んでいることも背影にあるのだろう。市の対策本部の奮闘に敬意を表するものだ。
 このように一進一退を繰り返しながら沈静化しつつあるのは喜ばしいことだが、〝武装〟を解くのは未だ々々先のことであろう。
 「コロナが無ければ」と言っても詮ないことだが、「コロナコロナ」で毎日が過ぎ今年も残り半年になった。
 秋イベントを楽しみにせっせとコロナ退治と行きますかな。

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