稚内消防署が19年前の6.29中央大火HPで再現 

 稚内消防署のホームページで、平成14年6月29日に中央で発生した中央大火の当時の消火活動などの様子を紹介した写真を掲載している。
 新型コロナウイルス感染防止のため今月29日北防波堤ドームで予定していた6・29消防合同訓練を中止した代わりに、19年前にあった中央地区大火を風化させない取り組みとしてHP上に火災の概要や消防隊員が燃え上がる炎を前に必死に消火活動する18点の写真を掲載している。
 この火災によって建物31棟、約9000平方㍍を焼いた。午後6時16分に出火し、10㍍近い南西の強い風が吹いたことと、建物の密集度が高かったことから火は燃え広がり鎮火まで約11時間を要し火災拡大の要因になった。
 19年前の火災について、近江幸秀消防長は「中央大火のような火災が再び起きないよう当時を知る人や知らない人も写真を通して火災の恐ろしさを改めて再認識していただき、より一層の火災防止に努めてほしい」と話していた。

中央レンバイへの放水

火の手があがる建物

廃墟と化した街並

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です