時の話題 「夏至」

 週末は気温上がらず雨模様の、夏が近づくというのに散々な天気だった。コロナが無ければ白夜祭と白夜映画祭が開かれた筈であったので幸いしたとの見方もできようが、矢張り来るものがきっかり来る方が良くコロナが恨めしい。
 ということで21日は昼が一年中で一番長く夜が短い「夏至」(二十四節気)である。緯度高ければ太陽が出ている時間は長く、日本列島の最北端にある稚内は日本で一番昼が長い場所となる。
 個人的には人が大勢集まる所には行かないので白夜祭が中止になってもどうってことないが、オールナイト上映する映画祭が昨年に続き中止になったのは癪に障る。子どもの頃からの映画好きで、007などアクションもの、戦争もの好きで好戦的な性格はその頃培われたようである。
 緊急事態宣言が北海道でも解かれたことから21~22日にかけ市の公営施設も再開する。
 特定警戒区域の札幌周辺だけの施設休止だけでいいのではと思うも少ないとはいえ稚内でも散発的に感染者が出ており、北海道全体として捉えなければならないだろうから致し方ない休止とはいえ、ちょっとばかり地域の独自性あって良かったのではとも考える。
 地域創生とは国に負んぶに抱っこではなく地域で決められるという大題目があるのだからウイルス禍といえど横並びでない対応も出来たのでは―と思慮している。
 そのような事を考え合わせると北海道は広過ぎる。この種の緊急事態宣言の場合、道央、道南、道東、オホーツク、道北などと区域分けすればよかろう。

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