来月、ロシアで裁判 だ捕事案 乗組員に健康問題なく

 稚内機船漁協所属のオッター船第172榮寶丸がロシア国境警備局にだ捕された問題で、1日に開かれた道議会水産林務委員会で船の行政処分を求める裁判が7月15日に行われる見通しであることが報告された。
 稚内市の連絡本部によると、関係者からの情報で拘束が続く乗組員14人は健康状態に問題はなく、持病がある70代の乗組員には現地の総領事館を通じて薬が手配される予定になっているという。
 また日本外務省は3日までに、船が日本の排他的経済水域(EEZ)で操業していたことを確認したとし、ロシア側に抗議した。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です