抜海駅100周年行事で 森町内会ら実行委がクラウドファンディング

 JR抜海駅が2024年6月25日で開業100周年を迎えるにあたり、森寛泰会長をはじめとした抜海町内会住民らで構成される実行委員会が立ち上げられ、記念事業実施に向けた費用をクラウドファンディング(CF)で募っている。
 抜海駅は1924年に開業。1984年には無人駅化し、近年は駅の存廃問題に揺れていたが、今年度は稚内市が維持することで存続。全国の鉄道ファンからも人気があり、駅舎にある駅ノートには今でも訪れた人々が思いを書き込んでいる。
 「駅を残したい」と強く願う森町内会長ら住民が100周年記念事業を行いたいと実行委員会を立ち上げたのは今年4月。記念式典の開催、記念碑の建立費用と駅の活性化に繋がってほしいとレンタサイクル事業と、観光客と地元住民の交流イベント事業費としての資金200万円を6月1日から募っている。
 CFサイト「ACTNOW」でプロジェクトの支援を10月末まで募っている。1000円~3万円までの10コースあり、最高額3万円の支援では記念碑への名前刻印、稚内産利尻昆布が返礼として贈られる。
 森会長と実行委事務局の伊東幸さんは「今回のCFでどれだけの人たちが注目しているかが分かる。駅は交通の面だけでなく、住む人たちにとって大切なもの」と存続への思いを強くすると共に「抜海駅から見た広大な牧草地、大海原の奥にそびえる利尻富士の景色を多くの人に見てもらいたい。そして支援をお願いします」と話していた。
 式典は2024年夏頃を予定している。

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