時の話題 「宣言延長必至か」

 コロナ禍は増勢する一方で一日の新規感染者は減らず今月31日まで(追加の沖縄県は6月20日まで)の緊急事態宣言の解除は難しく更に2週間ほど延長される雲行きにある。
 700人台まで増えた北海道はどうなってしまったのか。札幌での感染拡大は別にし地方では散発する程度だったが、此処に来て全道に拡大し、稚内(宗谷管内)でも増加傾向にある。
 緊急事態宣言が発出された5月16日は、その2週間前のGWの人流増加によって感染が拡大したものであり、宣言発出から2週間経つ5月末(来週月曜日)の感染状況を予想する時、たぶん発出時より減っているだろうが(減っていなければ話にならん)感染人数が問題となり道内全体で最悪でも一日250人(できれば100人台)、全国では2500人(現在は約6千人)まで減っていなければならない。
 従ってどう考えても発出から2週間程度の宣言発令では短期間過ぎよう。あと2週間、延長せねばなるまい。
仮に2週間延長し6月14日になるとワクチン接種の進捗も相俟って40日後に迫った東京五輪開催可否の判断材料ともなろう。
 小欄で何回も述べているよう五輪開催は無理筋であり、IOC(国際オリンピック委員会)や日本政府、東京五輪実行委がどう繕っても無理な事は無理であり泣く子と地頭に勝てぬと言うことにはならない。
 医療の崩壊、これまで要した資金面やアスリートのこと等々、諸々考慮しても強行すればパニック化することも予想される。それでもやると言うのか。

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