時の話題 「不埒な電話」

 16日、北海道にも感染症特措法に基づく緊急事態宣言が発出されたことを受け飲食業界で戸惑いがあるようで16日正午過ぎ関係者から「15日のプレス紙面で道が〝飲食店に対し酒の提供は18日から午後7時、営業を午後8時まで短縮する方針〟と掲載されていたが、間違いでないのか。業界としては宣言が発出された16日から履行するつもりだったが、プレスの記事を読む限り17日まではこれまで通りに酒を提供でき時短営業をしなくてもいい事になる。17日まで普段通り営業し何かペナルティーを課せられた場合、保証できるのか」などと小紙の記事の信憑性を疑うような電話をいただいた。
 2回目の緊急事態宣言発令とコロナ禍での苛々があったにせよ、その解消にいちゃもんをつけてくるというのは筋違いも甚だしい。
 一旦「記者に詳細を聞いてみるので」と保留し記者に聞いたところを報告すると納得したようだったが、放たれた矢は容易に元に戻るものでない。
 鈴木知事は今回の発令を受け「いずれも16日からの要請だが、時短などへの店側の準備時間を念頭に、遅くとも18日からお願いする」(16日道新)と述べている。道が要請した札幌周辺の緊急事態宣言発出から全道一律になったことでの混乱をおもんぱかったわけである。
 クライアント(広告主)だと少々乱暴でも新聞などマスコミは斟酌してくれるというのはお門違いだ。小社は20年前、斟酌せず少なくはない損失を出したことがある。武士は食わねど高楊枝の痩せ我慢の体質にあること忘れてもらっては困る。

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