地元愛あふれる人材を 吉﨑潮見が丘中校長

 潮見が丘中の校長に着任した吉﨑健一氏(54)は「子供たちが稚内を大好きになれるような教育をし、将来に向け地元を愛する人材を育てると共に、地域課題を解決する力を付けて行きたい」などと抱負を語った。
 吉﨑校長は抜海出身道教育大学旭川校小学校課程卒業後の平成元年、稚咲内小を振り出しに教鞭を振るい、船泊中教頭、稚中教頭など歴任。前任は幌延小校長。
 30年余りの教員生活で「稚中には一般教員と教頭として2回勤務しており、地域行事の参加や生徒たちのためイルミネーションを飾るなど、地域の人も暖かく教師としてのパワーを頂いた」と振り返っていた。
 宗谷管内の学力向上を目指すと共に、全道的に見てもスマホ、ゲーム依存の児童生徒が多いことから警鐘を鳴らす講演を行ってきたことから、子供たちはもちろん、保護者も一緒になって考えるべきであるとし「ゲームやスマホによるトラブルが発生しており、生徒たちに嫌われたとしても伝えるべき役割を果たしたい」と話していた。
 趣味はスポーツ観戦全般。「最近は中3になった息子の野球試合観戦が一番の楽しみです」と。

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