振興局職員ら7人感染 岩見沢で成人式後の会食に出席

 道は9日、宗谷管内で7人が新型コロナウイルスに感染したと発表。このうち、岩見沢市で開かれた成人式後の会食に参加した宗谷総合振興局の男性職員1人が感染したことが分かった。
 道の発表によると、振興局の20代男性職員、猿払村の40代男性、居住地など非公表の30代男性と40代女性、全て非公表3人の合計7人が感染。全員が7日の検査で陽性と判明し、既に4人が入院し、3人は調整中。
 前日の8日にも居住地非公表の2人が感染し、管内では3日連続で感染者が出ている。
 道は9日夜の発表で岩見沢でのクラスターについて10人の道職員が成人式後の会食に参加していたとし、この中で留萌振興局と宗谷総合振興局の男性職員2人が陽性と判明。7人は陰性で残る1人は10日にPCR検査を実施するとした。
 振興局によると、職員は4月29日から地元の岩見沢に帰省し、5月2日の成人式後の30~40人が集まる会食に参加。5日に稚内に戻ったあと6日の一日だけ出勤しており、その際に濃厚接触者にあたる職員2人と同室で業務していた12人の検査結果は陰性だったとしている。感染した職員は軽症で自宅待機中。
 感染した職員の所属長である山本産業担当部長=写真=は「指導が足りなかった。当局職員が大人数の会食に参加したことを大変申し訳なく思っております。今後は二度とこのようなことがないよう職員一人ひとりの指導を徹底して参りたい」と陳謝した。

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