コロナで大幅減少 昨年度 旧瀬戸邸来邸者 通年開館し過去最低

 旧瀬戸邸は昨年度の来邸者数を集計した。新型コロナウイルスの影響で前年より7割強も落ち込み、通年開館された2014年度以降の7年間で最も少なかった。
 4月~10月までの夏季開館は個人925人団体263人の1188人(昨年同期6310)。11月~3月までの冬季は個人823人団体157人の980人(同2741)で年間2168人。前年に比べ6883人少なかった。
 昨年はコロナ感染拡大を防ぐ緊急事態宣言発出に伴う移動の自粛などが影響し夏季期間は4~6月は3カ月連続し100人を割り、団体も前年から3300人余り減少。冬季に関しても11月と12月は1団体当たり15人前後と少なく、1月に入ってからはGoToトラベルの全国一時停止の影響で予約のあったツアーが全てキャンセルとなり、1月~3月は個人客で月平均50人前後の利用しかなく、来邸者は冬季も落ち込んだ。
 常勤ガイドは「観光シーズンの6月~9月は月1000人を超えていたが、昨年はコロナの影響で500人がやっと。今後も団体の利用はどうなるか分からず、個人客や市民に利用してもらえるよう展示を工夫していきたい」としている。

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