大沼バードハウス前に防護ネット設置 鳥インフルエンザ対策として
渡り鳥の飛来が増えている大沼バードハウス前の岸辺で5日、野鳥と人が接触しないよう施設周辺に防護ネットを張る作業が行われた。
11年前の平成22年、大沼でカモのフンから鳥インフルエンザウイルスが検出された対策として、施設を管理する稚内振興公社の職員が野鳥観察で訪れた人が岸辺近くで羽を休めるハクチョウなどに近づかないよう防護ネットを取り付けた。
5日現在のハクチョウの数は100羽余りまで増え、オナガガモ、ヒドリガモ、スズガモマガモ、ホオジロガモなどカモ類も多くなり15種類の野鳥が確認された。