時の話題 「メシも作れず」

 北見に住む長男に2人目の子ができ妻が留守にしてから10日間。今まで据え膳で一日3食摂ってきたものの、自分で食べるとなると大変なもので、改めて妻に感謝している。
 仕事は程々してきたとは思うも遊び惚け家族を顧みなかったものの、何時しか息子たちにも子が出来、一番の上の孫は春、中学に入学する。
 新たに授かった孫は女の子で「桜」と名付けられた。妻は長女と息子のおさんどんをするため出北した。3週間ほどの在北を予定しており、ちょうど折り返しの日数まで来たのだが参っている。
 東京に居た20代の頃自分で御飯を炊き食べてきたのでスーパー、コンビニの弁当もあり大した事ないと思っていた。〝あれから40年〟苦業と化している。
 妻に食事を作ってもらい子育ても任せっ切りにした自分が今、何が出来るのか自問した時、仕事以外に何も無いこと気付かされる。
 若い時はお金は無かったものの馬力だけで何とか前進した。今は当然若さはなく経験則で何とか凌いでいる。
 稚内も沖底業界の隆成が過ぎ沿岸漁業、公共事業、観光で凌いできたが、コロナ後は正念場を迎えるだろう。経験を積み熟成した安定志向では現状維持がいい所で未来を見据えた場合、経済を回復させ人口減を止める起爆剤が必要となる。
 現状を打破し変えて行くのは並大抵の苦労では出来ない。いわゆる〝20代の若さ〟がなければならない。
 型にはまった既成概念を大事にする時代は終わる。創意工夫した街づくりが求められており、メシも作れないようでは進歩はない。

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