富岡地区にアライグマ 住宅街に生息域拡大

 富岡地区の住宅街にアライグマが現れ、住人がスマホのカメラで撮影した。
 富岡4の50代女性が2月28日午後2時半過ぎ、自宅の庭から物音が聞こえるので外を確認したところ、1階窓際にいたアライグマ1匹を発見した。5分間ほどエサを探しているかのような行動を見せたあと、敷地外へ出ていったという。
 初めて目撃したという女性は「最初は野生のタヌキだと思ったが、知人から尻尾の特徴を聞いてアライグマだと分かった。まさか住宅街に姿を現すとは思ってもいなかった」驚いていた。
 市(農政課)によると、平成17年に外来生物法で特定外来生物に指定されたアライグマの個体数が急増しており、箱ワナでの捕獲も最初の平成22年は9頭だったが、昨年度は345頭。今年は今月2日までに326頭捕獲されている。
 勇知や増幌など酪農地帯での捕獲が大半を占めているが、過去には中央、恵比須地区などでも捕獲されたことがあり、数は少ないとはいえ市街地にも生息域が拡大している。
 アライグマは鋭い歯や爪を持ち、鉄製のワナを壊して逃げだすほど力が強く凶暴な動物だ。市は「目撃しても近づかず、見つけた場合は連絡してほしい」と呼びかけている。

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