時の話題 「倍返しどころか」

 昨年の倍返しどころか3倍、4倍の強烈さだ。旧年中から大雪ならずも降雪の日が多かったが、新年に入り1月14、16、29日と暴風雪になり昨2日にかけてはもっさり。業者に連絡するも天手古舞の忙しさなのだろう、繋がらない。お天道さまの事とはいえ余りの為さりように腹立たしくなる。
 雪は雨と違い溜る一方なので厄介だが、最近は雨も台風だけでなくゲリラ雷雨はしょっちゅうだし線状降水帯の出現によって短時間で雨が半端でなく降るので河川氾濫での住宅街浸水が頻繁に起き山崩れもあり、日本列島の南部は今や人が住める場所でないように感じてしまう。
 その点、北海道は、稚内は―と言いたいところだが、多聞に洩れず数年前のよう土砂降りになり国道は冠水するは、店舗内浸水はあるはでタダ事でもなくなっている。
 雪は積もるだけで災害という観点からは豪雨ほど大事に至らないものの、雪国の住民にとって生活に不自由が生じ社会経済活動は豪雪により停滞してしまう。除雪業者は大変だろうが迅速な除排雪作業が求められる。
 過日、除雪業者への労りも必要だとの投書があった。「除雪に休みなし」の小欄への抗議なのだろうが、筆者だって家族もあり会社を束ね社会活動しているのであって業者の大変さは重々承知しているつもりだ。
 その時の小欄の趣旨は、もっとてきぱきに指示を出さなければならないと行政を鼓舞しているもので、業者を責めている訳でないこと理解して戴きたい。何かに言ってもやらん事には前に進まない。

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