銀杏草採り始まる 前浜 厳しい寒さのなか初採取

 稚内の前浜で、厳冬期の風物詩ギンナン草採りが始まった。
 漁の解禁初日となった20日、朝の気温は氷点下10度まで下がる厳しい寒さの中、宝来~恵比須地区の前浜にはウェットスーツを着た20人余りの漁師が岸近くの浅瀬で、箱眼鏡を使って海中を覗きながら岩場などに生えているギンナン草を手際よく手で摘み取り篭に入れていた。
 この日は沖の方はシケで海中が濁り、ほとんどの漁師が岸近くでギンナン草を採取した。1時間ほどで漁を終えた70代男性は「生育が悪かった去年に比べ、初日の量としては良い方ではないか」と話し、別の漁師は「岸近くの生育が去年より良いので沖に行くとある程度は生えているのではないか」とこれからの漁に期待を寄せていた。
 ギンナン草採りは、状況を見ながら3月上旬頃まで行われ、道内各地に出荷される。

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