時折ホワイトアウト 暴風雪警報発表される

 発達した低気圧の影響で14日の稚内地方は風速20㍍前後の暴風が吹き荒れ、午前中は吹雪で前が見えないホワイトアウト状態となった。稚内地方気象台は午後にかけ風は徐々に弱まっていくものの、15日朝まで風雪などへの注意を呼びかけている。
 14日午前、宗谷岬で21・3㍍、開運18・3㍍、声問18㍍の最大瞬間風速を観測。前日の暖かさから一転し冬型の気圧配置が強まり、開運で氷点下4・9度声問氷点下11・8度まで下がり、午前11時までの6時間降雪量は開運9㌢、沼川10㌢となった。
 14日午前5時過ぎに発表された暴風雪警報は夕方までに注意報に切り替わる予定だが、15日朝まで風速15㍍前後の強風が吹き、雪は多い所で20㌢前後降る見込みで、風雪による吹き溜まりなどに注意を呼びかけている。
 雪の降り方が強まった朝、冬休みを明けた南小の児童たちが吹雪きで視界が悪いながら一生懸命歩いて学校を目指し車はライトを点灯させ走行していた。
 風雪によって一部の場所では吹き溜まりが生じ20㌢以上の雪が積もり、市民は雪かきに追われていた。

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