時の話題 「コメ5キロ」

 昨日の「読者コーナー」にもあったが、稚内を愛する市民の会(佐々木政美会長)が困窮する女性にコメ5㌔を贈る支援を行う。マスク入手が難しかった春先にはマスクを斡旋するなど何かと慈善活動をする団体だが、実体はと言うと愛する会というより佐々木さん自身が行っているもので、篤志家ぶるのを嫌う彼らしい支援活動だ。
 筆者と佐々木さんとは長い付き合いになり彼が大手運送会社を辞め稚内軽量運輸を立ち上げて以降、相身互いの関係で助け合い、7年前の5月GWには大震災で被災した東北各地を他の参加者と共に訪れた事もあり、市議時代を含め蜜月の頃もあったが、現役記者を退き〝深窓の爺〟になってからは直接対面し話す機会も無くなってしまい一抹の寂しさを感じているところだ。
 一言で評せば掛け値無しの頑張り屋でネットから得た情報などもとに事業だけでなく慈善活動にも取り組む姿勢には敬服している。
 経営者というのはお金を儲けることに傾注しがちだが、彼の場合、身銭を切り社会奉仕をしている。今更言ってもしょうがないが、できれば市議を長く務めて欲しかった人物だ。今の議員が物足りないと言っている訳ではないので誤解なきよう。
 コロナ禍によってホテルのリネンや賄い、飲食店での仕事が叶わなくなった女性は多く、その方が独り親としたら子どもにも大きな影響を及ぼしてしまう。
独り親世帯への支援対策は国も行おうとしているが予算だ何やかやで迅速に行かない。
 090~1528~2631で受け付けている。

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