時の話題 「市立病院応援団」

 コロナ禍にあって奮闘している市立稚内病院の医師・看護師を応援しようと「医療と健康のまちづくり応援団」の中核を成す応援団長4人が先週、工藤市長そして國枝院長を訪れ激励した。
 市立病院には当初、6階にコロナ患者向けに4床設け利尻富士町の感染者の治療に当たり、その後17床に増やし地方に仕事に行き感染してきた市民数人が収容されていた。
 市病では入院患者が何人いるか明らかにしていないが、国内にある医療施設スタッフの窮状ぶりをテレビなどで見る限り稚内病院スタッフの献身的な治療看護態勢は容易に想像でき、以前から何かと稚内病院を支援し続けてきた同応援団の人達は居ても立ってもいられなかったのだろう。山田繁春医師誘致応援団長と田中俊美病院応援団長が事前に本紙など新聞社・支局を記事掲載含め応援要請して回ったのだった。
 この2人ほか健康づくり応援団長の内田正洋さんは院外薬局を営み、未来応援団長の片山桂太さんは介護施設を経営するという夫々が医療分野に精通した人達で、医療の大変さを熟知しておりコロナ禍での稚内病院の日夜無きに等しい奮闘に対し、幾らかでも手助けできればという無垢な激励だったのだろう。
 応援団では院内感染のリスクがありながら日々最善を尽くす医師看護師、職員らスタッフを激励するチラシを作成中で、その中には一般市民からのメッセージも載せる事にしている。
 病院スタッフ全員は今、極限状態にあるだろう。感染に気を付けもうひと踏ん張りするよう願っています。

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