犬ぞり大会も中止 実行委員会 コロナ禍で断腸の決断

 全国犬ぞり稚内大会実行委員会は18日午後、来年2月20、21の両日大沼特設会場で開く予定だった「第38回全国犬ぞり稚内大会」を中止すると発表した。
 昨冬は記録的な雪不足でコース作りが困難だったため中止となったが、今年は新型コロナウイルス感染症の状況から終息する見通しが立たず、感染拡大防止と来場者の安全と健康を考え、17日午後に開かれた実行委員会で協議した結果、中止することを決めた。
 大会関係者は「全国的に感染者が拡大し北海道の集中対策期間が延期される中、感染拡大防止と安全面を最優先に考えたことで、今の時期に判断しなければ出場を予定しているマッシャーにも影響が生じ、中止の判断をした」と話していた。

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