時の話題 「今年の漢字は密」

 稚内は今のところ極めて新型コロナウイルス罹患者は少ないのだが、稚内市と稚内商工会議所は新年4日に毎年開催している交礼会の中止を決めた。当初、時間を短縮し飲食を止めるという対策を講じ開く予定だったが、密になるのが避けられないとし断念した。
 折しも師走に清水寺(京都)の森貫主が揮毫し発表する今年の漢字に「密」が選ばれた。流行語大賞の「三密」に続きコロナウイルス感染防止の密閉・密接・密集を避ける防止策として脚光を浴びたものだが、この密という漢字には密議・内密・秘密などという密か事にも通じる意味合いもあることを政治家など一部の人達は認識しなければならない。言ってみれば余り良い事ではない。
 その一方、親密にも通じ、夫々の考え方や生き方によって解釈が違ってくる。
 1週間ほど前の小欄で筆者が予想した「禍」は選から洩れるも「密」に次ぐ2番目の応募数だった。「粛」も何番目かに入っており今年はコロナ禍に3密防止など自粛を強いられた一年だったと言えよう。
 禍中だが脅えてばかりいては前には進めず此処はアフターコロナ(コロナ後)について言及する。2月までの冬場は、英国などで始まったワクチン接種は日本では行われないので感染への恐怖は拭えないものの、春以降は接種も本格化し日常生活が徐々に戻って行くものと信じている。
 GoToトラベルが6月まで延長されるなど、感染者減少と共に経済回復して行くだろうが、油断大敵であり、手洗い、うがい、マスクは暫く欠かせまい。

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