15日から発熱外来運用 市立病院 抗原定量検査実施

 新型コロナウイルス感染症などの院内感染防止のため、市立稚内病院は病院敷地内に発熱外来を設置し15日から運用を開始する。
 発熱等の症状がある患者と一般外来患者との接触を避けるのが目的の発熱外来は、病院敷地内にプレハブ小屋タイプの診療室と検査室の2棟が設けられ、内部の空気が外に漏れないようにし空気を浄化して外に排出する陰圧設備を備えている。
 施設には医師1人、看護師3人を配置し、新型コロナウイルスの疑いのある患者にはPCR検査よりも短時間で結果(1時間前後)が判明する抗原定量検査を実施する。
 診療は月~金曜日の午後2時~5時。電話での予約が必要で一日30人まで受け入れる。予約は15日から午前9時~正午(土・日・祝日除く)まで受け付ける。☏23-2771。
 感染の検査費用については原則かからないが、陰性の場合は保険診療分の診察料などがかかる。

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