時の話題 「市庁舎改築」

 市庁舎改築計画の前段となる調査費など予算が議会で通った。検討委員会の答申がなされる前に予算を上程するのは順序が違うのではと異論があったものの、採決の結果、可決(反対2人)された。
 正規な順序ではなかったにしても懸案だった庁舎改築が前に進んだことで市当局はじめ関係者は安堵しているだろう。
 JR稚内駅近くの現在地に極く近い郵便局本局~道銀支店の間に建築することに異論はないものの、中央地区再開発という観点からはキタカラ前の国道40号~バス通り(道道)間の将来の有り方も論じざるを得ず、人の動き(動線)は文化センター下まで広がるものでなく、いずれ建て替えるであろう稚内信金本店の建築場所にも及ぶ。
 信金も市と同様、現在地から数百㍍離れることは考えにくく、結果として10年後の中央地区(3丁目)で思い描かれる光景は今とそう変わらない。
 10年後の2030年の稚内の人口は余程劇的な事が無い限り2万5千人位にまで減少しているだろうから当然現庁舎より縮小せねばならないし、今回のコロナ禍のような不測の事態に対応した施設づくりも検討せねばなるまい。
 将来構想にのっとった街作りの一環として加速する高齢化・少子化、人口減少など様々な問題で機動的に稼働する現場にとって使い勝手の良い、そして何よりも市民ニーズに応えられる庁舎にしなければならない。
 老朽化し耐震性も脆弱とはいえ数十億円掛かる改築をすんなり容認する市民どれほどいるものか。

コメントを残す

次の記事

天北堆