時の話題 「暫く茨の道か」

 稚内市から今年度上期(4~9月末)の観光客入り込み数が公表され、昨年度同期に比べ56%の22万人余り減った。減少率50%以上ということは減少数より入込数が少ない訳で17万人余りであった。これでは観光関連業はやって行けない。コロナ原因の倒産も致し方ないところだ。
 道内・道外客別では道外客が77%の22万6千人も減り7万人弱の他方、道内客が5千人ほどだが増え10万人以上になった。比較的、感染が拡大していない当市に人が集まったということであり利尻、礼文島観光含め9月までは道民ニーズは堅調だったということか。
 ただ10月以降は稚内市、利尻島でコロナ感染者が出ており、利尻はクラスターが発生しており相当な落ち込みとなっているだろう。
 稚内市内のホテルはGoToトラベルによってツアー客中心に回復しているものの、冬場は相当厳しい状況になるのが予想される。
 しかし、観光だけが基幹産業でないのが救いであり、浜値の大幅下落があるとはいえ漁業は沿岸・沖合とも程々の生産額にはなっているようで、公共事業も前年度の低調をカバーする発注があるなど悪い状況にある訳でない。
 今後の問題は人の動きであり観光客はもとより飲食店での忘・新年会は激減し全くと言っていいほど期待できまい。飲食店ではアクリル板を設置しビニールを張り飛沫防止に努め人と人との距離や換気にも配慮しているのだが、二の足を踏む行政・企業、そして個人客がかなり多くおり懸念している。
 コロナ禍の茨の道は未だ続きそうである。

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