時の話題 「連休は自重を」

 慣れもあるのか恐さが薄らいでいた新型コロナウイルスへの警戒心がもたげてきた。全国の一日感染者が初めて2千人台に乗るばかりか2300人を超えてしまった。
 今月に入り2百人台が珍しくなく、それこそ慣れてしまった感のある道内は感染拡大が収まらない札幌が封鎖された格好になり、地方との行き来を禁止する行動制約が課せられてしまった。
 稚内など地方にとって札幌との交通が遮断されることは幾ら電話含めたリモートが主流を成しつつあるといっても仕事でも何でも対面し物事が進展するという、これまでの慣習もあり師走を迎え、もう一段下の局面になるようである。
 寒くなるとコロナウイルスが活発化する事は予想されたことであり、寒さの先頭を行く北海道での感染拡大が物語る通り〝冬コロナ〟は現実化している。この冬コロナの勢いが増幅すれば2300人どころか3千人、5千人、はたまた1万人の恐れさえあり、クラスター(感染者の集団)はもとより感染経路不明のいわゆる市中感染が更に増えるとみて違いなかろう。
 人類史というのはペストや炭疽菌などウイルスとの闘いの一面を持ち最たるのが100年前に流行ったスペイン風邪(インフルエンザ)であろう。世界中で数千万人が亡くなったといわれる。
 コロナ感染の拡大はPCRなど検査数が増えたという事もあるのだろうが、高齢者への感染が増加しており、高齢者は死亡リスクが高いというのも恐怖を助長している。
 今は我慢だ。とりわけ連休では自重を。

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