今季最多2000箱上場 イカ群れ産卵のため礼文沖に

 28日朝、稚内漁協市場にイカ釣り漁船14隻が今年最多の発泡2000箱を上場した。
 7月16日に第一船の管外イカ釣り漁船が入港して以降、利礼沖などで操業する船は少なかったが、今月中旬を過ぎてから日本海を北上しサハリン沖を折り返す〝戻りイカ〟と呼ばれるイカが礼文沖で獲れるようになり、水揚げ量が上向いてきている。
 9月末まで石川県沖で操業し、イカを追って岩内沖などで漁をして北上し今月上旬から礼文沖で操業している福井県の第八栄光丸は28日、発泡450箱を水揚げした。漁師歴50年以上になる船長は「きょう水揚げした船の中では多い方だが、サイズが小さい。獲れる量も多くなっているので今後に期待したい」と話していた。
 稚内第1船目として入港してから利礼沖で操業を続けてきた八雲町の第二十八勝宝丸の船長は「戻りイカが獲れ始めたので11月中旬までは礼文沖で操業したい」と話し、礼文沖での漁場確保のためいつもより2時間早く正午過ぎには出漁した。

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