台湾人サイクリスト来市し自転車で宗谷丘陵など巡り海外に発信

 札幌在住でインバウンド関連の仕事をしている台湾人の40代男性サイクリストが来市し、宗谷エリアでの自転車観光の魅力を探るため5日から稚内を皮切りに取材をスタートさせた。
 コロナ終息後のアジア圏や欧米からの誘客に繋げるため北海道観光振興機構の宗谷における滞在型旅行商品造成事業として、外国人旅行者に人気の高い自転車観光の稚内などでの魅力を発信するため、札幌を拠点に道内のサイクリング情報を自身のSNSなどで世界に発信し、旅行者向けに自転車ツアーなどを企画する男性サイクリストが、空路で千歳から5日稚内入りした。
 稚内空港到着後、愛用の自転車に乗り空港周辺のメグマ沼、宗谷岬、宗谷丘陵などを巡り、9日までの滞在期間中、利尻、猿払、豊富、稚内では西海岸なども自転車で回る予定の男性は「自転車に乗り見る宗谷丘陵や周辺に立つ風車群は最高のロケーション。是非、この魅力をSNSなどを通じて多くの人に発信したい」と話していた。
 同行する稚内観光協会の戸村プロジェクトマネージャーは「今回取材した内容はSNSや欧米など向けに制作した旅行ウェブサイトに写真や記事などが掲載される予定にあり、稚内など宗谷の魅力を海外に発信してもらうことで、宗谷での自転車観光の魅力を広めていき誘客に繋げたい」と話していた。

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