611人が疾駆する 第3回平和マラソン大会開く

 第3回日本最北端わっかない平和マラソン大会が6日、北浜通りを走るコースで行われ秋晴れの中、参加した611人の市民ランナーが健脚を競った。
 今年は新型コロナウイルス感染防止のためフルマラソンの部が中止され、代替大会として市民を対象にしたショートの大会として開かれた。
 午前中の気温は25度を超える夏日を観測し蒸し暑い中、ランナー達は午前9時から一般8㌔の部を皮切りに5㌔、2㌔を学年や性別に分けて水夢館前をスタートし、沿道の声援を受けながらゴールの北防ドーム前を目指した。
 8㌔男子40歳以上で1位に輝いた島田聖さん(48)は「フルマラソンが中止されましたが、大会を開いて頂いたことに感謝したい。来年に向け再びトレーニングをしたい」と語っていた。
 フルの部を中止し代替大会としての開催に岡谷実行委員長(稚内スポーツ協会会長)は「当初は地方から600人以上のエントリーがあったので中止は残念ですが、稚内の一大イベントなので来年に向けてしっかり準備していきたい」と話していた。
 実行委では各部門上位10位までの選手には後日、表彰状を郵送し大会結果は公式ウェブサイトで公表するとしている。

「脱水症状で中学生搬送」
 6日午前10時過ぎ、平和マラソン大会の8㌔の部に出場した男子中学生が、ゴール直後に体調を崩し救急搬送された。
 稚内消防署によると男子中学生は搬送後、脱水症状と診断された。

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