コロナ休止にめげず エンジェルボイス ドームで新曲発表会

 エンジェルボイス(高井早苗代表)の子供たちとスタッフがコロナ禍を乗り越えていく想いを込め作曲した「エンジェルエール」の発表が23日、北防ドームで行われた。
 新型コロナウイルスで3~5月まで活動休止を余儀なくされる中、幼稚園~高校生までの団員32人が今思っていることを言葉にして曲を作ろうと、子供たちから集まった言葉をスタッフが繋ぎ合わせて作詞をし、その詞を基にスタッフが2カ月かけエンジェルエールを作曲した。
 23日、完成した新曲の発表会では「今大切な命を守ろうみんなで乗り越えよう」などと自ら書いた作詞にメロディーが添えられた新曲を初めて聴くと共に、コロナ対策で皆んなが集まる合唱ができず個人練習を重ねてきた「翼を下さい」など手話の歌の合同練習が行われた。
 団長の吉田あんなさん(11)は「皆んなの言葉が入った曲が完成し嬉しかった。個人練習ばかり続いていたが久し振りに皆んなと歌えて楽しかった」と話していた。
 高井代表は「子供たちの想いを受け大切に曲を作りました。今後も音楽を通し様々なことを乗り越えてほしい」と話していた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です