宗谷岬の夜空に700発 2500人もの市民ら集まる

 最北端で花火を上げる会(徳田晃一代表)主催の宗谷岬花火大会が1日、最北端の地の碑前などで行われ、訪れた2500人が打ち上げられた花火に歓声を上げた。
 夏休み中の子供たちの思い出作りにと、昨年に続き2回目の花火大会には、打ち上げ前から飲食店の出店、稚内フラシスターズのダンス、白老町出身の兄弟ユニットVOICEのコンサートがあり、コロナ禍でイベントが少ないこともあって大勢の人で混雑した=写真=。消毒液を準備しマスク着用を事前に呼びかけるなど対策していたが、密を避けることはできず感染を心配する人もいた。
 午後7時過ぎ、気温は16度ほどと暑くはなかったものの、地の碑周辺から打ち上げられ700発の花火を見た人から歓声が上がっていた。
 市内から来た名古屋稔さん、龍生君、蒼汰君ら親子は「こんな状況でイベントを開いてもらえるのは有難く、子供たちも喜んでいます」と話していた。
 代表の徳田さんは「イベントが少ない中、ただただ子供たちが楽しんでくれたことを嬉しく思います」と話していた。

「南中でも全道一斉花火打ち上げ」
 また、その日の午後8時過ぎからは、全道25カ所で新型コロナウイルス感染症早期収束を願う〝ハチイチ花火プロジェクト〟の花火が一斉に打ち上げられ稚内では南中で60発の花火が打ち上げられていた。

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