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 稚内空港ビル㈱社長そして7月には北海道エアポート㈱(HAP)稚内空港事業所長に就任した田所昌弘氏(59)は28日、本紙の取材に対し「魅力ある稚内地域にある稚内空港を知ってもらうため今以上に情報を発信して行きたい」などと抱負を述べた。
 旭川市出身。高校まで地元で過ごし工学院大学に進学。卒業後、全日空(ANA)に入社し装備品(ブラックボックス)や電子機器エンジンの整備に従事し、ANA系列会社に出向するなどしたあと2012年から旭川空港ANA空港所長、17年~20年3月まで関西空港品質管理部長を歴任し今年4月、稚内空港ビルに赴任し代表取締役に就任した。
 旭川空港でのインバウンド(外国人観光客)の大幅増加という吉兆に触れる一方、関西空港では2年前の18年台風被害を経験し「改めてリスク管理の重要さを知り、より安全で安心な空港運営を肝に銘じた」という。
 リスク管理という観点から海に近く風が強い稚内空港での日常点検は欠かせないとし「ANAで培った鍋底精神で取り組んで行きたい」と述べた。
 来年3月に予定されているHAPによる稚内空港民営化に向けた取り組みも、新規採用職員の訓練を7月から始めており着々と進んでいるという。
 モットーは笑顔で人に接すること。稚内赴任し3カ月しか経たないのにゴルフなどの親睦会に入り毎日を楽しんでいるという。