時の話題 「硬軟両構えの対処」

 この4カ月以上もテーマにしてきた新型コロナウイルス禍から寄り道したところ東京都のコロナ感染者が一日200人台の乗り10日には最多の243人にまで増えてしまった。
 小池都知事はPCR検査が充実してきたのと〝夜の街〟関連の20、30代の比較的若い世代の感染数が多いことから重篤者は少なくベッド数も逼迫することはないのでイベント規模の拡大(8月1日には撤廃)など差し迫った状況ではないとしているが、本当にそうなのか。夜の街だけでなく市中感染が広がり相当深刻化しているのでないのか。東京だけでなく近隣の埼玉、神奈川、千葉3県でも感染者が増えており、移動自粛が解除された中、全国的に広がるのではと危惧している。
 収束が現実化している北海道だって首都圏からの観光客、ビジネス客の道内入りによって市中感染の起きる可能性があり、札幌から全道へという感染経路の広がりも容易に想像できよう。
 稚内にも道外ナンバーのキャンピングカーなど車両が増加しており、都市間バス、JRの運行が元に戻ろうとしている中、ここに来て以前ほどでなくても緊張感は高まってきている。
 昨年までなら道外ナンバーを目にしても「観光シーズンに入ったんだな」ぐらいしか思わなかったが、今年はがらりと変わり敵意さえ生まれる。
 それと稚内市民の中でマスクしてない人が散見されるが、今やマスク着用は基本の〝基〟となっているので励行したい。
 硬軟両構えで対処しコビット19に吠え面かかせるしかあるまい。

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