時の話題 「勇気振り絞って」

 一日でも早くプロ野球の観客試合を書きたいと、本来なら前日に執筆する小欄をきょうまで待ったのに日ハムの唖然とするサヨナラ負けには言葉もない。一方、ソフトは柳田がサヨナラホームランだと。この体たらくでは大方の評論家が予想するようゲレ候補の一番手だろう。
 昨日の試合を論評するならクローザーの秋吉は慎重になり過ぎた。前日の試合で悪送球しドロー試合の主因を作った清水の外角を中心にした弱気のサインもあろうが、抑えとしては情けない。
 秋吉の第一の長所は度胸のいい所でさほど速くもない球速でクローザーを務めてきたのは、あの開き直ったといえよう大胆な投球があろう。
 もう一つ注文を付けるのなら栗山監督の采配である。実質負けにも等しい前日の試合で送球ミスした清水の起用は暫く見合わせるべきだ。TV越しでも覇気が無く、あの物憂げな様子では運も回って来まい。
 9年も続けて監督を務めると温情という生易しさが全面に出てしまうのか。ズルズル行きそうな雰囲気が感じられる中、シーズン途中でもいいので身を引かれるべきか。
 ここまで書くと新聞の客観報道と齟齬が生まれてしまうが、ご愛嬌かと許しを乞う。
 勝負には綾があり、いわゆる勝負所で弱気になると運は向いて来ない。勇気を振り絞ってこそ活路が生まれ勝機が訪れる。
 いつぞや小欄で認めたが、安定感だけでは事は成就しないし前に進まない。冒険おかしてこそ勝利の女神が微笑むこと、特にトップは肝に銘じるべきだ。

コメントを残す

次の記事

天北堆