時の話題 「小池都政継続」

 東京都知事選は現職小池百合子氏が順当勝ちした。22人が立候補するという乱戦模様とコロナ禍の中、小異を捨てて大同に就くとい
う選択を都民はしたのだろうが、知事どころか総理大臣への野心もあると巷間囁かれる小池氏のことだ、今後4年間の知事任期途中での衆議への転身もあるだろう。
 カイロ大学卒業など学歴詐称疑惑、環境大臣・防衛大臣中の不規則というより軽率な発言ほか、知事1期目の築地市場の移転問題での出任せ発言等々、彼女の思慮の足りなさはあっても、都民は都政継続という安定を求めたのだ。
 コロナばかりでなく9年前の東日本大震災の時もそうだったように一大事があった場合人は安定感を持った現職を選ぶ傾向がある。偶に別の選択もあるがそれは現職に不祥事があるなどした場合である。
 稚内の9年前もそうだった。横田前市長が出馬せず副市長だった工藤広氏と、その4年前の市長選で横田市長にもう一歩のところまで肉薄した長谷川伸一氏が激しい選挙戦を演じた結果、横田市政を副市長として支え安定感を持つ工藤氏が凱歌を挙げた。選挙に携わった人によると先行した長谷川氏を逆転したのは投票日2日前のことだったという。
 その後の工藤市政は皆さん承知の通り懸案の新カーリング場建設で市民の反対に遭い味噌をつけたものの、安定感は目を見張るものがあり現在3期目にある。
 都知事選に話を戻し目先を変え有権者に媚びを売る術を体得していたのは小池百合子氏であった。

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