4年連続し稚内最高路線価下落 キタカラ前で2万7000円

 札幌国税局は1日、今年1月1日時点での道内の路線価を公表した。
 相続税、贈与税など申告の便宜及び課税の公平を図る観点から毎年、土地の評価額の基準となる路線価を定め
土地の価格が概ね同一と認められる一連の土地が面している路線ごとに評価した1平方㍍当たりの価格を発表している。
 道内の平均値は5年連続で上昇し、前年を3・7%上回ったが、稚内税務署管内の中央3キタカラ前の北浜通りは、1平方㍍当たり2万7000円と4年連続し下落した。前年から3・6%の1000円下回った。
 道内30署の中では昨年と同じ20位で、変動率では順位を1つ上げ24位だった。
 稚内の路線価は、平成4~7年までの1平方㍍当たり9万6000円が過去最高だった。

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