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 稚内職安所長に着任した奥村英生氏(56)は「求職者、雇用する事業主ともに採用に関して不安を抱えていることが多いことから、寄り添った支援を行い就職に結び付けて頂きたい」と抱負を語った。
 奥村所長は昭和57年札幌職安を振り出しに、留萌職安統括職業指導官など歴任。前任は札幌東職安職業相談部長。
 昭和62年から3年間稚内職安枝幸分室に勤務したことがあり、30年ぶりに来た宗谷は「街並が変わり、特に立派なキタカラを見た時は驚いた」と。職安業務での38年間を振り返り「リーマンショックで求職者に対する新制度が成立し対応に追われたこと、東日本大震災発生後、釜石市の職安に応援に行き、被災地の様子を目の当たりにした事は忘れられません」と語った。
 新型コロナウイルスによる宗谷の雇用情勢について、主力である水産加工業、観光など人の出入りが極端に減っているので今後を注視して行かなければならないとし、全国的に新卒の内定取り消しがあることを踏まえ「地元就職を希望する新卒者の希望に沿った求人を出して頂けるよう事業者にお願いしていきたい」と話していた。
 趣味は映画鑑賞とウォーキング。「コロナが落ち着いたら映画館に行くのが楽しみです」。