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 北門神社の山本泰照宮司(67)が、各都道府県の神社庁を総括する神社本庁(東京)が認定する神職階位の最高位となる浄階に選ばれ、更に神職1級に昇格した。2つの称号を持つ宮司は道内に13人しかおらず、宗谷管内では初めてになる。
 昭和50年から7年間北海道神宮で奉職したあと出身地の喜茂別町の神社での宮司を経て平成22年に北門神社の8代目宮司となった山本さんは、神職としての仕事だけでなく、道内では雅楽の龍笛奏者の第一人者として知られ、平成13年から北海道雅楽振興会(札幌)の講師となり20年間に亘って生徒の演奏指導をしている。
 指導に当たっては報酬は貰わず生徒からの講習料を雅楽楽器の費用に充て、振興会に楽器を全て寄贈するなど雅楽振興の活動が認められて今回の栄誉となった。
 当初は3月19日に東京で授与式が行われる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止され、今月14日に神社本庁から届いた証書を手に山本さんは今回の最高位となる浄階などに選ばれたことについて「コロナウイルスで世の中が苦しい状況の中、毎朝必ず神様に終息を願い祈願しております。ウイルス鎮静のため最北の神社として何か役割があると神様に任されての今回の名誉だと思っています。早く終息し経済活動が元に戻るよう願っています」と話していた。