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 新聞、テレビなど何を見てもコロナ一色で身の危険は感ずるもここまで続くと閉口している。長いといっても3カ月なのだが、これ以上に続くのだろうとの予想もあり出口が見えない状況に呻吟しているという現状か。
 北海道の場合、知事が2月28日、全国に先駆け独自に不要不急の外出を控え〝3密〟を避けるなどの緊急事態宣言を出し一旦収束したかと宣言を解除して以降、第2波の感染拡大によって東京に並ぶ感染率となり今に至り今月末まで特定警戒地域に指定されている。
 北海道といっても札幌での感染が圧倒的に多く、それも病院での院内感染が大半を占めている。
 宗谷管内の感染者はいずれも札幌のがんセンター(菊水)での感染者と、その人に濃厚接触した家族らで市中感染したというケースは未だ無い状況だ。
 院内感染という事では利尻富士町居住の感染者が市立稚内病院に入院していることからドクターやナースへの感染が恐いところだが、聞くところによると少数精鋭のベテランスタッフが担っているということで、ここまで院内感染者が出ていないのは不慣れなはずのウイルス感染に稚内病院としての粋を集め対応している結果だろうと讃辞をおくる。
 病院の名誉に賭けても市民、そして家族のためにも絶対2次感染者を出さず退院してもらうという強い意志が結実しているのか。
 20年近く前、筆者は〝五十肩〟になったが同じ頃、五十肩になった稚内署の副署長は痛い肩で竹刀を振り治してしまった。「雨垂れ石を穿つ」「思う念力岩をも通す」である。