衛生公社回収する家庭ごみが増える コロナでの外出自粛影響

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、市内で家庭から出されるごみの量が増加している。
 7日午前、中央地区でごみを収集していた稚内衛生公社職員によると、3月以降、一般ごみや資源ごみが例年より2~3割増えている状況にある。新型コロナウイルスの感染防止で外出自粛の要請により自宅で過ごす時間が長くなったことが要因だ。
 GW中には家のいらない物を片付ける人もおり、連休中はいつも以上にごみの量が多くあり、作業員は「いつもは3台の車両で担当地区を回るが、最近は4台態勢で収集時間もいつもよりかかる」と話していた。
 市(くらし環境課)によると、3月の家庭から出されたごみの量は755㌧と、前年同月より71㌧も増えた。市の担当者は「4月は未だ集計していないが更に多くなると思う。今後も外出の自粛が続くだろうから、暫くはごみが増える状況は変わらないだろう」と話していた。

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