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 先日の日曜日昼下りか、安倍総理が愛犬を抱え家で寛ぐ様子が動画で配信され、例のごとく国民から総好かんされている。
 400億円以上を掛け全世帯に配るマスク2枚といい、どうもこの方、ピントがずれている。
 筆者は日頃から社員(特に記者だが)に「何が重要かを自ら考え判断し仕事をするように」と諭しピント外れの仕事・所行には烈火のごとく怒る。鉄は熱いうちに打っておくと冷えて固まった以降、びくともせず役割を果たせるからである。
 8年もの長期政権になると組織疲労を引き起こし、いわゆるタガが緩むものではあるが、その坊っちゃん総理に諫言する者もおらず、バカ殿様然とした所業が罷り通ってしまう。
 このような愚行は恐らく取り巻きの誰かが進言するのだろうが、最終的に決断するのは総理自身であり、一言で言うなら憐れみさえ感ずる愚かさである。
 海千山千の自民党国会議員なのに何故ここまで御輿を担いで来なければならなかったのか。国家を思料するのでなく自己保身のため坊っちゃん総理に追従してきたのだろうか。
 先日、小紙の読者(40代の女性か)から「一人も感染者が出ていないとはいえコロナで市民が心配している。市長の市民向けの発言があってもいいのでありませんか」という電話をいただいた。
 苦境にある時だからこそトップたる市長の発言が市民を元気づける。議会で発言し事足りたと考えるのでなく市民に直接、語りかけコロナに対し一丸となって取り組む姿勢を示す必要もあろうと思うが、いかがか。